参りました。
関東では珍しい晦日の雪をついて、子連れでえっさかほいさか恒例の年越し旅行へ。とにかく何も無い温泉宿なので荷物がやたらに多くなってしまい、ぜいぜい言いながらなんとか到着したら、そこは大雪・・・。子供と荷物抱えて、タクシーの来ない駅前で立ち往生ですわ。宿に電話してそっちの方からタクシーを回してもらい(送迎車なんて結構なものは無い)、何とか無事にたどり着いた段階でもうすっかり疲労困憊でございます。
一応は温泉宿なんですが、私は浴槽浴が出来ないので、ひたすらかかり湯で暖を取る羽目に。温泉で往路の疲れを取るなどという贅沢も許されないなんて・・・がっくり。
今回も、オットと私の実家を併せた3世帯での旅行だったんですが。両じじばばに散々かいぐりされて温泉に漬け込まれたむん子、大興奮のあまり2日連続の大夜泣き。結局私たちは2日間の睡眠時間が合計で7時間弱となり、一体骨休めに行ったんだか疲れに行ったんだか・・・という有様になってしまいました。しかもこのお宿、料理が年々ナニな感じに。ああ、もうここは退け時なのかなあ・・・でも、別の宿探すのも面倒だしなあ。
で、帰宅したら帰宅したで、2日の不在の間に家の前が完全なアイスバーンに。31日には(関東にしては)かなりまとまった量の降雪があり、早急に掻いちゃわないとまずい処を旅行で留守してたのが敗因でございます。翌元旦はほどほど良いお天気だったみたいですから、中途半端に溶けた雪が再凍結して、でこぼこアイスリンクが見事に出来上がっていたんですね。もう、がっちがち。それを、バケツリレーで溶かして崩して何とか通行出来る様にするので2時間弱かかってしまい、折角午前中に帰宅したのに、午後に初売りツアーに出かけるどころか、旅の荷物を始末する事すら不可能となってしまいました。
おまけに、「お正月に楽しむんだー」とわくわくしながら年末アマゾンに注文した、世界遺産の図版本(文庫だけどね)が、配達の杜撰さ故にポストから落っこちて・・・雪にまみれてぐずぐずのべちゃべちゃ。おざなりに掛けてあったビニール袋が、却って中に入り込んだ雪を閉じ込めて内容物を漬け込む格好になってしまい、がっくりでございます。全く、佐○急便のいい加減さには、いつもの事ながらあきれ果てて物も言う気になれん(といいつつちゃんとここに書いているではないか)。早々に交換の手続きをしましたが、ホントの話、返品書へのコメントに、「飛脚急便との契約はおよしになった方が」と書きたくて手がうずうず致しましたわ。
という訳で、年初早々1年分の厄落としをすっかり終えた私でございます。きっとこの1年は素晴らしい年になるに違いない!そうなってくれないとこの正月に降りかかったあれこれが腑に落ちなさ過ぎる!きっとこの後は良い事しかやってこないに違いない、ひとり心にそう固く確信する、我が家での年初めの夜でございます。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。皆様の一年が、いっそう良い日々の連なりとなりますように。