ちょっと実家に寄ったら、「あらー、丁度良い時に来たわね。むん子にいいものが届いてるのよ」と。な、何故実家にむん子宛の荷物が?といぶかしんでいたら、叔母から実家に苺が届いたそうで。
「お正月お邪魔した時に、お義兄さんがむんちゃんの苺好きを語ってらしたから」
と、美味しいと評判の近所の農園の苺を、ごそっと4パックも「ぜひむんちゃんにどうぞ」と。ああ、確かにそれは「むん子にいいもの」ですわね・・・。
しかし叔母、お正月に来た時には、むん子の食いっぷりは見ていない筈。それなのに、ちょっと会話で出ただけの事を覚えていてくれて、わざわざ送ってくれるとは・・・。
何が凄いって、叔母とむん子との間には、実際の血縁は無い訳ですよ。彼女は、私の母の弟の妻、な訳。つまり、むん子は叔母にとっては、義理の姉の孫。それなのに、丁寧にクッションでくるまれて配送されるような産直の立派な苺を4パック!出来ない、私にはとても出来ない・・・相変わらず出来た叔母で、頭の下がる思いの私でございました。何せこの叔母、顔も見たことの無い(結婚した時には既に他界していた)舅姑の墓参りに、年2回必ず茨城から横浜までお線香あげに行ってるんですから。まあそりゃ、小姑たるうちの母も、義妹及び義妹の産んだ姪っ子を可愛がるってもんですわ。うーん、見習わなきゃ。