「何であそこで捨助は死ななきゃならなかったのか、納得行かん」
というオットに、噛んで含めるように
「ね、『誰もが助けに行く事すら出来ない死に体の勇をバカみたいに独りで助けに行ってその末期も見定められずに犬死に』って、『誰もが死に体と判っている幕府をバカみたいに独りで助けてその末期も見定められずに犬死に』の新撰組と完全にリンクするでしょう?捨は架空のキャラクターとして、結果的に新撰組を最後に包括して体現する、という役目を負っていたのよ。やっぱし三谷さんって凄いわあ」
と説明してやった処、
「おっ、おっ、俺の方が真剣に見てたのにー」
と泣いて不貞寝してしまいました。最後の最後に夫婦不和まで巻き起こして「完」の字を打った『新選組!』、本当に1年間ありがとう。楽しかったよ。
さあ、来年はあひるのよしつねくん。ああもう楽しみで楽しみで(<物凄く棘のある言い草)。なんか、神木クン(幼少時の義経を演じるそうな)の出番がずるずると長くなりそうな予感もひしひしと。4月ぐらいまで神木クンだったら笑うよなあ。