最近のむん子(=親バカ記述)。
先日、晩御飯にハヤシライスを作ったんですが。最初の盛りがちょっと少な目だったので「おかわり要る?」と尋ねてみた処、はいっとお皿を私に手渡したんですね。
うちの場合、大人と同じような食事を食べられるようになってからは、“あなたも私も同じメニューよ、もうあなただけ仲間はずれの赤ちゃんメニューじゃないんだよ”ということをアピールするために、おかずはなるべく大皿盛りの取り分けスタイルにしているんです。そのため、基本的に「おかわり」はほとんど発生しないんですね。まあもちろん、幼児集会のおやつの時間などで、「おかわり」の経験はしているんですが、家の食事で御代わりをする事は、これまでほぼ無かった訳です。
で、初おかわり。
お皿にもう1杯ハヤシライスを盛り付けて、「はいどうぞ」と目の前に置いてやったらば、
「うわあああああああ」
と、お宝満載の洞窟に迷い込んだトレジャーハンター並みの感動の吐息を漏らされてしまいました。さらに、スプーン握り締めたまましばし感激の面持ちで皿を凝視。ついでキラキラと光る瞳で「これ、食べていいの?」と言わんばかりにハハの顔を見上げるもんですから、「たんとお食べー、それはむん子のおかわりだよー」と声を掛けてやった処、もうこれ以上はありません!という笑顔でもってお皿に立ち向かっていった訳でございます。
そ、そんなに嬉しかったかハヤシライスが、いやさおかわりが。あまりの喜びぶりにハハはもう、何だか涙が出てきちゃった事でございましたよ・・・。
食ネタもうヒトツ。うちの台所は長細くて狭く、その上モノがやたらと多くて大変危険なため、入り口にベビーゲートを設置してあります。で、ご飯作ってると時折ムスメがそこにぶら下がって、「あーん」と言うんですよ。仕方が無いので、炊き立てのごはんを小指の先ほどの小さなかたまりにして「つまみぐい、つまみぐい」と口にねじ込んでやると、これまた世にも幸せそうににたーっと笑って咀嚼しながらゲートを離れていくんですわ。いやもうこれがたまりませんのよ・・・その嬉しげな後姿見たさに、今日もまたついつい「つまみぐい」をさせてしまうダメなハハ。何時になったら痩せられるんだか、母娘ともども・・・。