某日記さんで拝見したんですが、うちも毎日見ている子供番組の体操のお兄さんが引退するとかしないとか。お母さん方面の人気が大変高く、それ故に10年という長い任期となった・・・という噂もうべなるかな、な爽やか兄さんで、後任選ぶの大変なんじゃないかなあとまたしても余計な生臭邪推を働かせてしまう私なんですが。
このひろみちお兄さんと言えば、まだ私が当該子供番組ド素人状態だった頃、友人と話をした事がありまして。素人の私が「あの兄さん挙動の一部に嫋かな風情が覗く、平たく言えばカマ臭え」とぐずぐず言っておりましたら、何と「私、生本人に会った事あるよ」と。彼女によれば、もちろんご本人は全くそんな事は無く、番組通りの爽やかなお人柄だったとか。しかし私は、(久しぶりの昼ビールで酔ってたって事もあるんですが)
「でも匂う匂うどー見てもホモ臭い」
となおもしつこく言い張りまくってしまったんですわね。
今にして思いかえせば。まだ幼児番組のいちいち全体にトゥーマッチなあのノリに慣れていなかった、正に「おかいつ素人」のその頃の私にとっては、彼のオーバーな動作(特に、「♪女の子になりたいオトコノコッ♪」などという非常にナニな歌詞に乗せて歌い踊る彼の姿)が、あまりにもインパクト大に映っちゃったんですよ。なんかこう、「その動作はあまりにもオリーブさんっぽい『可愛さ』とか『キュート』を表現し過ぎてないか?」と。今現在、もうすっかり「ああこういうもんなのね」と馴染んだ私にしてみれば、「むしろ歌のお兄さんそろそろ吹っ切れよ!そもそも滑舌を意識して喋ってくれよ!」なんですが、流石に長年擦れた眼差しでテレビを見続けてきた私にとっては、あのストレートな「歌詞を演じる」姿は衝撃が強すぎた、という訳なんですな。
まあ何にしろ、今となってはひろみちお兄さんの引退説に、「うわー出来れば嘘であって欲しいけどなあ」と思うようになった私ではあるのですが。それにしても、実際に会った事がある、しかもその時に決して悪感情を抱かなかった人の事を、やれカマ臭いだの少女オーラが出てるだのとしつこく言われたら、ありゃあ厭だったろうなあ。今更ですがスミマセンでした>該当者(時折読んでてくれてるみたいなので、この謝罪は有効であろうと思われる。まじめに反省してます・・・)。
それにしても、「好みの内容でも無いし好みのタレントが出演している訳でもない」テレビ番組を、「毎日」きっちり視聴するという習慣は、なんだかある種不可思議と言うか不自然と言うか。こうなるとせめてどこか1部分でも良いから愛着を持たぬ事には、自己内バランスが取れないような気もするんですが。うーん、“パンツパンくろう”のおトイレ様の声が大倉クン、という辺り位しか萌えようが無い・・・(無理して萌えんでも良かろうに)。