スローダンス
ほんのちょっとだけ風呂場のテレビで見てみたんですが、深津っちゃんがあまりにも痛々しくてすぐにリタイア。この脚本家、「ダブルのアイストールカプチーノ」がすらっと言えない30代都心部生活独身有職女性がどれだけ居ると思っているのだろうか?お願いですから深津絵里の無駄遣いはもう止めて下さいませ。いくらルックスが可愛いからといって、もう10代のガキガキした娘っ子みたいな世間知らずぶりっ子が出来る歳じゃないんですから、彼女。それより、きっぱりはっきり自立しており、社会的にも充分な常識を持っていながらも、どこか弱い部分があって・・・みたいな、それこそちゃんとした「等身大」な役どころで見てみたい。
・・・と書いててふと『カバチタレ!』を思い出し、さらにその辺から思いついたんだが。この『スローダンス』のいさきちゃんって、むしろ常盤貴子が演った方がまだ嫌味無かったんじゃないか?
そして、リタイア後、ついうっかり『キスイヤ!』の、“31歳従兄の30歳婚約者を奪った19歳無職青年”エピソードにすっかりはまってしまったのはここだけの話にしといてください。嗚呼何てお下品な私。
海猿
いいかげん仲村トオルもそろそろ考えてくれないかなあ。元々コメディセンスは少なからずお持ちの役者さんなんだし、この年代でうまく「軽味」が加わったら後々すぐに佐藤浩市とかあの辺の後ろを狙えるポジションに居るのに、いっつも眉根にしわ寄せた陰気な役ばーっかり。ち、町田トオルが懐かしいぜ(<結局そこかい)。今回は、主演キノコ伊藤のバディでありながら、若輩者の彼を認めず打ち解けようとしない潜水士のエリート役。ま、平たく言えば軽い敵役ってトコですか。しかも、身重の妻(演じるはミッチョン芳本)を置いて危険な任務に出かける男、というサブ設定までついているに至っては、何と申し上げたら良いやら・・・もう、その手のぎちぎちした余裕ゼロな仲村トオルは正直見飽きました。おなかいっぱいで、いくらキノコ伊藤が硬軟織り交ぜて頑張ってても、「あ、トオルの眉間皺」でおしまいになってしまいます。前回ちょっと面白かった彼って、はるかに『週末婚』まで遡らなきゃいかんのとちゃうか?いい加減何とかしてください、仲村さんおよびマネージメント周辺。
キャスティングが微妙に豪華なこのドラマ、実は時任三郎(最近フジドラマに妙にコンスタントに出てますな。しかも、クール1〜2押しクラスの作品ばかり。そろそろ“都会派佐藤浩市”VS“自然派時任三郎”の中年いい男勢力図も一般化してきそうです)の元妻に奥貫薫なんぞも出てたりして、ほんのり興味深いところですが。中でも個人的には、三宅弘城氏が結構な役処で出ているのがポイント高し。ちなみに、彼は学生時代に器械体操の選手をしており、身体能力は非常に高いです。多分今回もガチンコでやってると思われます・・・くーっ、かっこいい!<そうかぁ?
がんばっていきまっしょい
風呂場のテレビで一瞬視聴。高校生とは思えない鈴木杏のまつげの上向きっぷりと何の情感も無いテンション高いばっかりのはりきり演技に萎えて、2分でリタイア。ああ・・・『青い鳥』の頃の、全身これニュアンス!という凄まじい美少女っぷりはどこに消えちゃったんだか・・・あの、あの夏川結衣サンにも負けてない神秘性だったのに・・・がっくり。