結果的に非常に苛烈な選挙区だった私の住居周辺は、しかしこの選挙期間中、えっらいこと静かでした。ついに「選挙カー逆効果」が世に浸透してきたか、と、思わず感涙に咽ぶ私でございます。しかし、それはそれで物寂しいような。うはは。
しかしなあ。何故ネットで選挙活動しちゃいかんのか、今一歩把握できませぬ。ビラと一緒で、悪意在る中傷合戦の舞台になりかねない、だか何だかいう理屈はあるらしいんですが。うーん、街頭でキャッチフレーズ的なことをがなり倒して「お願いします」と泣いて叫んでるだけのヒトビトを見るよりも、ネットで夜じっくり各種政見を読み比べる方が、ずっと参考になるし「選挙」らしいと思うのだけれど。
夕方から降りだした雨の中、とことこと出かけた投票所は小学校の体育館。しかし・・・小学校の校庭って、砂が撒いてあるから足元がじゃーりじゃりになるのよね。かなり難儀でございました。それでも、とりあえず自分の分の1票は行使したから一応満足。色々思う所はあれど、ちょっとまとまった事を書く余裕も時間も頭も無いので保留。
それにしてもTBSは酷かったなあ。スタッフ側のスイッチング指示が最悪。久米宏が誰かに何かモノを聞いていて、「さあこれから本丸に入りますよ、いよいよ行きますよ」と腕まくりしてる辺りで、必ず「途中ですが」と三雲サンがCM指示したり別の中継に繋いだり。おかげで、久米宏が思い切り阿呆に見えてしまいました(どう考えても、話のマクラのところでぶっちぎられてたよね、あれは)。悪意?悪意?特に、ホリエモン対静香ちゃんの場面なんて最悪でしたな。久米宏、後でスタッフに怒り狂ってたんじゃないだろうか。お気の毒に。
今回何せテレビ的に大変面白かったのは、静香ちゃんのあまりのあまりっぷり(あれは絶対泥酔してた)、「お笑い100万票」で無事に当選の清美ちゃんのおっそろしく充実した笑顔、それに、清美ちゃんの天敵ムネヲちゃんの愛娘19歳の凄さ(あれは・・・将来とんでもない女になるぞー。弱冠19歳にして「北海道の、夢、希望、将来、それを中央に届ける事が出来るのは、父、鈴木宗男ただ1人です!」と大勢の聴衆に向かって拳を振り上げるなんてのは・・・実に実に只者ではありません)辺りだったでしょうか。鈴木貴子ちゃん、要注目でございます。あれは・・・どう見ても小渕優子以上の逸材だと。
それともうひとつ。
どさくさにまぎれて、こっそり“政界失楽園男”がまた当選してますよ!世間の皆さん!いいんですかねえそれで・・・。