多分そんな事になる予感はしていたのだけれど、それでも現実に発生するとやっぱり苛々していけませんな。
「子乗せ自転車」問題。すっかり買うつもりでいたんですが、階下に住む(我が家は完全分離型二世帯住宅)私の両親から大反対を食らってしまいました。曰く、
「あんたの自転車運転技術に信用がおけない、むん子にもし何かあったらどうするの」
一体私を何歳だと思ってるんだろう、という話ですわ。これまで何年も自転車使ってきてる私の姿が目に入らないんでしょうか。「自転車が危ないから買っちゃダメ」って、何歳児に言うセリフなんだか・・・。
私が欲しいと思っている子乗せ自転車は、かの有名な「ふらっか〜ず」。もちろんなるべくお安く手に入れば言う事はありませんので、最上位機種の「como」ではなく「mama」になる可能性も高いのですが、いずれにしても「子供を乗せて安全に」という目的に特化した自転車でございます。あまりの高価さに「チャリ界のベンツ」と呼ばれているそうですが、それでも売れまくってるという事実が信頼性の高さを充分に証明していると言えましょう。
私だって、自分の自転車操縦にものすごく自信がある、というわけではございません。生来の運動神経の乏しさは、この30余年の人生の中で幾たびもの折毎に自覚して参りました。バランスの悪い体型の事だって厭というほど理解しております。しかし、「故にこそ今あるチャリへのパーツ増設ではなく『ふらっか〜ず』導入」という私の結論は、何の理論的背景も無い
「自転車危ない」
という感覚的な固定観念に粉砕されたという訳でございます。嗚呼。
「買うのは反対だから、もし買ったら玄関先には置かせない」
なんて恐喝された日には、もうなんと申し上げて良いやら。
出産後、「いいわねえ自分の実家との二世帯住宅だなんて」とよく言われます。まあ確かに、義母には頼めない生活の色々を任せることが出来る、というメリットはそりゃあ大きいものだとは思うのですが・・・逆に、物を頼む時にいちいち余計な事を言われなければならないとか、こういう事でいらんストレスを溜めなければいけないとか、それなりにデメリットもあるんですぜ、皆さん。ううう。さてどうしよう、子乗せ自転車・・・。