昨日も書いたように、実は『新選組!』をDVDに保存しております。画質に拘るほどの経済力が無いので、1枚のディスクに3話分ずつ。で、一昨日日曜日の“源さん、死す”が45話目だったという事で、今週はダビング作業のタイミングに当たっている訳ですね。
幸い今夜は娘も早めに寝付いてくれましたので、「さあ作業作業」とテレビの前に陣取りましてスイッチをつけました処、丁度放送していたのが、『ガイアの夜明け』。うおお、中内オーナーだ中内オーナーだ!
福岡が数少ない縁故地である私にとっては、ダイエーホークスというのはちょっと特別な球団。一番プロ野球好きだった頃に華々しくスタートした球団でもありますし、母が初代監督である杉浦忠氏の大ファンであったりもしたもので、その動向にはいつも幾許かの興味を抱き続けていたんですね。
そのオーナー企業であるダイエーの崩壊ぶりを、隆盛の歴史から順になぞっていく番組に、思わず見入ってしまう私。うわー、最近色々忙しくてあまり見るチャンスが無かったけど、やっぱり面白いなあ『ガイアの夜明け』。
で、CMに入ったところでふと本来の目的に気づき、さあ作業作業とリモコンを手にして・・・ふと魔がさしてついついチャンネルザッピングを致しましたら、何とNHKのニュース番組で、コクド問題の短い特集が。うおお、堤オーナーだ堤オーナーだ!
何を隠そうこの私、「生粋の」とは言わないまでも、それなりのライオンズファン。そして、ライオンズファンになった理由は、「それがかつて九州の球団だったから」。私が物心ついた頃には既にこの球団は所沢に来ておりましたが、それでも“野武士の裔”ライオンズは私の“心の地元球団”だったのであります。その球団のオーナーである西武グループの今後の暗澹たる先行きを、堤オーナーの顔を軸になぞっていく特集コーナーに、思わず見入ってしまう私。うわー、最近色々忙しくてあまり見るチャンスが無かったけど、やっぱり面白いなあ夜のニュースは(夕方の奥様向けニュースとはやっぱり違うわな)。
それにしても、ほんのちょっとした偶然とタイミングで、日本の経済を支えてきた2人のカリスマの凋落振りを垣間見る事となり、気分がついつい悄然と落ち込まざるを得なかった今夜でございました。この2人がイケイケだった頃って、(確かに色々と評判は芳しからぬお方々ではございましたが)世間も浮き足立って華やかだったもんね。いや、またあの頃に戻りたいとは全く思わないんだけどさ。だって私、バブルの恩恵って何一つ受けてないんだもん。貧乏学生だったしさ、オシャレにも興味なかったしさ。ち。