『87%〜私の5年生存率〜』。むん子寝かしつけの合間にちらっとだけ見たんですが、ええと、今後の希望をヒトツ。古田、「一見“磊落な良き友人”という振りをしているが実は主人公に激しく嫉妬しており、その医師としての復活を密かに脅威として警戒し、子飼いの研修医を偵察に送り込んだり何とか立ち直りを妨げようと工作したりする粘着君敵キャラ」って役どころに発展してくれるといいなあ。ちなみに、“本木嫁の手術中に執刀ミス、相川七瀬は目撃者もしくは当事者”というありがち展開はパス。そういう即物的な敵愾心や恐怖心じゃなくて、もっとこう内面的などろどろしたモノを見せて欲しい。
多分いっけいさんは、後半ヒロインにプロポーズして振られる「報われない良い人」の役回りでしょうが、何かこう、あの辺の方々のじっとりねっとりした悪役を久しぶりにテレビで見てみたい、という気がいたします。一応はこの枠「ヒューマンドラマ」という括りみたいですが、とにかく素材がデリケート過ぎるのと何せモックンが主人公なだけに(そして、細川“ロシナンテ”俊之と大谷直子の義父母がまたそれっぽいだけに)、途中でサイコ系トンデモドラマに転ぶ可能性は無い訳じゃありませんからねえ。
ええとちなみに、冒頭にも書きましたとおり、子供の寝かしつけの合間にちらっと見ただけですので・・・既に上記のような展開がドラマ中にはっきりと示唆されてたとしたらすみませぬ。