案の定、引越し話が一段落したらつい気が抜けて、こっちは放置しちゃってました。ミクシィでご飯日記やってますが、それもそろそろ息切れの予感。
実はね、ちょっとストレスがかかると台所に逃げる処がありまして。それでなくとも「このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること」傾向があるのに(『ぐりとぐら』ですな)、今、危険防止のために入り口に柵を張っているので、台所と言う場所はむん子から逃れる(!)のにも絶好のエリアとなっているんですね。で、年末の流産がやはり深い所で尾を引いていたようで、ここ1週間ほどは体調の変化と共に少々むきになっておさんどんしていたんですが。ようやく緋の週も明けて、またぞろ面倒くさがりの芽がむくむくとこみ上げて参りました。ほっほっほ。
卒業式の話を読んで。高校の卒業式といえば、私には何の実感も無かったという印象があります。泣かなかったんじゃないかな?泣いたっけ?それすらも覚えていないような。ああ、担任の先生が一人一人に声をかけてくれた時、自分の順番で泣いてしまって何を言われたのか聞こえなかったんだっけ。
体感時間としてひどく長い間そこに居て、場所としてとても好きな場所で(何しろ建物は実に美しい学校だったので)、先行きも決まっていなくて、そんなこんなで卒業式当日になってもまだ「自分がここを出て行く事」を身体で理解出来ていなかったような記憶が。また春休みが明けたら普通に通って来る場所、という感覚がどうしても抜けなくて、ただ普段と違うガウン姿のお互いがおかしくて、笑い転げていたような思い出があります。そういえば、私は小学校を途中で変わっているので、中学・高校のあの通学路は、人生で一番長い期間通った道だったんだわなあ。式の後、背伸びして皆でフレンチのコースを食べに行って、そのメインが牛肉の網脂包みだったのを何故か奇妙によく覚えてます。網脂苦手なんだよなあ、と思いつつ食べたのよ・・・。
で。
今日は、そのフレンチを一緒に食べた友人とランチ。お互いコドモを抱えて、ひーひー言いながらデパートの食堂街で昼食を食べて参りました。苗字も変わり環境も変わった・・・筈なんだけど、どっちもあの頃住んでた場所と大して変わらない処に住んで、放課後うろうろしていた街で待ち合わせして昼飯食べてると言う・・・世間狭いぞ、私。うはは。