はるか17

うーん・・・佐藤二郎チャンをこんな中途半端な位置に持ってくるぐらいなら、そのギャラ使って無名の主演女優をオーディションした方が良かったんじゃない?いや、平山あやちゃん、確かに原作の絵柄にちょっと似てるし可愛いし、枠的にも妥当な(ミッチーと出てましたね、『民俗学者八雲樹』)人選ではあるんでしょうが。日頃から可愛いっぷりをあちこちで見せているために、遥(地味で就職浪人目前の東大生)→はるか(17才の才能あふれる新人グラビアアイドル)への転換が、今一歩どころかヘタすりゃそもそもの物語構成を破壊するほどドラマに欠けるんだわなあ・・・。何かこう、本当に一見地味風のコをどこかから拾ってきて、地味なまんまであっちこっちに番宣出させて(マシューに弄られるなんて最適)、そしてババンと作中大変身!ぐらいの事をしないと、金曜夜11時15分という時間帯から考えても、ちょっと苦しいのではなかろうかと。既に名の売れたアイドルを持ってくるなどという手堅い策は、少なくともこの枠には似合わない気が致します。

とはいえ、私個人としてはやっぱり橋本さとしのバカっぷりを楽しめてちょいと満足。あの人どうしてあんなに莫迦なんだろう・・・うっとり。アホ面があんなに似合う2枚目もそうそうは居まいて。おまけに深沢敦(適材適所!)佐藤二郎と来たら、もう不細工中年役者マニアにはたまりません。ああもう、あの役(オカマの超一流メイキャップアーティスト)に深沢敦をキャスティングするに当たっての、スタッフルームでの会話をぜひ知りたいものでございます。

で、最近個人的に非常にびっくらこいたのは、某講談社某マダム系雑誌の今月号の特集記事。こともあろうに、古田新太三枝成彰とか佐藤浩市と並んで「いい男」扱いされてますよ!おい!(→http://www.joseishi.net/grazia/info/h_diary35.html)ま、ユースケとか宮迫も紛れ込んでる辺りアレではございますが。ああ、立ち読みしなくっちゃGrazia。今日の『はるか17』だって(多少痩せたとはいえ)どこから何処までもブサイクだったのに・・・一般誌で「いい男」扱いか・・・時代は変わったな・・・。